伝承人traditional

すくも湾漁業協同組合女性部柏島加工クラブ

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構成員数 9名
市町村名 大月町
郷土料理の技術の伝承活動 ご相談に応じます
こうしめし

こうしめし

昔、旧暦の大晦日に食べた料理で、「年越めし」が「こうしめし」と呼ばれるようになりました。
年越しに食べるのは、岩のりの旬が冬ということで、年の暮れに磯の香りをいただく郷土料理です。
岩のりは、この地方では「めのり」と呼び、胸まで海に浸かってめのり採りをしました。
近年は、岩のりがとれにくくなり、もみのりを代用するようになっています。
 


ぶりのヘダずし

ぶりのヘダずし

ぶりは大型の回遊魚で、室戸や足摺周辺が主な漁場です。成長に伴い呼び名が変わる代表的な出世魚です。
冬に捕れるぶりは脂肪がのり「寒ぶり」とよばれ、幡多の定置置網は勇壮な冬の風物詩となっています。
ヘダずしの「ヘダ」は、端切れのことで、刺身をとったあとのぶりの端切れを使うことからよばれます。


さつまじる

さつまじる

さつまじるは、漁師が忙しい漁の合間に手早く食事をするために作られたまかない料理です。
味噌と沖で獲れた魚で、船上ですぐ作れる簡単で手軽な料理が今に伝えられています。
少し味を付けた刺身をご飯の上にのせて、さつま汁をかけ、刻みねぎをのせればさらに美味しくいただけます。


はまぼうふの白和え

はまぼうふの白和え

ハマボウフウは柏島の浜に自生するセリ科の植物です。揚げ物や刺身のつまに用いられてます。
柏島では、独特の芳香を活かした和え物にして食べられています。


使用する主な食材

アジ 鰤

こうしめし:米・たくあん・ちりめんじゃこ・岩のり
ぶりのヘダずし:鰤
さつまじる:魚(あじ または ムロ など)・落花生
はまぼうふの白和え:はまぼうふう、豆腐、落花生



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