郷土料理local cuisine
きらずもち<佐川町>
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豆腐を作るときにできる大豆の絞りかすである「おから」を昔は、「きらず」と呼んでいました。きらずもちは、佐川町尾川地区だけで作られていた餅です。
昔は正月前には必ず豆腐を作っていました。大豆を挽いてくれる請け引きの家があり、各家から大豆1升をもっていき、大豆を挽いてもらっていました。豆腐を作るときにできる「おから」できらずもちを作り、豆腐同様、正月に食べていました。

材料【80個分】
おから | 1kg |
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もち米 | 1kg |
塩 | 30g |
砂糖 | 500g |
小豆あん | 80個分 |
きな粉 | 適宜 |
作り方
- 水につけておいたもち米を水切りして蒸す。
おからは、米とは別に軽く蒸しておく。
蒸したもち米を搗き、きれいに搗けたらおから、塩、砂糖を入れてさらに搗く。
ボウルに搗いたもちを移し入れ、手水をつけながら適当な大きさにちぎり、あんを入れて丸め、きな粉をつける。
ちょっと一工夫
もちを搗くときによもぎを入れて搗いたり、丸めた餅にきび粉をつけてもおいしくいただけます。