郷土料理local cuisine

ぐる煮<窪川町>

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冬の寒い晩に、あり合せの野菜を刻んで作った、なつかしい味です。
おかずの無い時に、しょいの実をつけたご飯と食べました。
だしじゃこは、大きな白い紙袋に入った物を、興津から売りに来ていました。

ぐる煮<窪川町>

材料【4人分】

里芋 3個
大根 1/4 本
人参 1/4 本
ごぼう 1/4 本
さつまいも 1/4 個
こんにゃく 1/2 丁
葉にんにく 1本
だしじゃこ(きびなご) 適宜
味噌 適宜

作り方

  1. 野菜は1.5cmほどのさいの目に切る。
    大鍋にだしじゃこを入れて沸かし、野菜を煮て、味噌で味付けする。

ちょっと一工夫

  • ぐる煮は冬の惣菜として各地で作られ、大鍋で煮返して食べていました。
    しょうゆ味にする地域もあります。
    1cm位のさいの目にして、だしを入れずに小豆を入れたものは「おぶつじ」と呼び、浄土真宗の家では、12月25日に仏前に供えました。親鸞上人が、北陸を布教した時、民家で接待され、大変喜ばれたという故事にちなんだものです。


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