郷土料理local cuisine
山椒もち
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佐川町で作られる珍しい餅です。夏のお盆の料理に作られました。
この餅は丸めず砥石のような形にするので、昔は「砥石」と呼ばれていました。
山椒が防腐剤代わりになり、夏の暑いさなかでも腐りにくいものです。
実を干すと皮がはじけますが、その山椒の実の皮の部分を使います。

材料
もち米玄米(煎子)粉 | 600g |
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黒砂糖 | 250g |
三温糖 | 250g |
山椒粉 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
水 | 3カップ |
作り方
- 塩、砂糖を鍋に入れて火にかける。
砂糖が溶けたら火を止めて冷ます。
人肌程度に冷めたら、もち米玄米(煎子)粉、山椒粉をよく混ぜ合わせたものをこねる。
蒸し器に入れて15分間蒸す。
蒸し上がったら石臼でつき、もちこめ玄米粉の上に取り、適当にのばす。
ちょっと一工夫
黒いもち米の玄米粉は、まずもち米を煎り、石臼でひきますが、そのときに山椒の皮を一緒に混ぜてひいてもかまいません。