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山菜/わらび

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山菜/わらび

高知県は、県土の84%を急峻な山々が占め林野率は全国1位という豊かな山の国です。春の高知の山々は山菜採りの人たちでにぎわいます。山菜はアク抜きなどの一手間が必要ですが五味を刺激する味覚はひと手間かけても味わいたい豊かな味覚です。

シダの一種でウラボウシ科の多年草。早春に握りこぶし状の新芽が出ます。芽があまり伸びないうちに収穫し、茎と芽の部分を食用にします。





利用

採ったらすぐにアク抜きをします。わらびが浸るくらいの熱湯に重曹を入れ1~2分茹でて冷まし、水にとって一昼夜アク抜きをします。貯蔵する場合はこれを5%の塩で下漬けし、水気を絞って再び20%の塩で本漬けにして保存します。鮮やかな色と香りをいかすには茹ですぎないようにし、煮物の場合は1分ほどに煮てから取り出し、冷ました煮汁に浸して味をなじませます。そのほか和え物にも用います。


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