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梅

「梅は咲いたか桜はまだか」といわれるように一足早く春を訪れをつげる早春の花は観賞もされるほど美しく、初夏に実る果実はさまざまな保存食に用いられます。「梅を食べれば、医者いらず」などと言われ、疲労回復、食欲増進、お弁当に梅干しを入れて殺菌効果にと、「梅」は古くからその効能が認められてきました。

 

利用

果肉には酸を多く含み、酸の成分は、成熟果の40から80%がクエン酸、その他リンゴ酸と少量のシュウ酸、コハク酸からなります。完熟してクロロフィルが分解すると黄色になります。
貯蔵しておく場合は10℃頃が適温で5℃で低温障害が発生します。採れる時期は初夏のため呼吸熱でムレやすく、早めに貯蔵や加工をしましょう。
加工品は梅干し・砂糖煮・梅エキス。裏ごしして鰯と煮たり、調理にも用います。



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